新しい素材集が発売開始しました
- 荒芳樹(ARA)

- 10月29日
- 読了時間: 3分

Unity Asset Storeにて、新たな音楽素材集の販売が開始されました。
Unity Asset / Alchemist Garden Music Pack -1
‘Alchemist Garden Music Pack-1’ by Yoshiki Ara is on #SoundCloud https://on.soundcloud.com/FoWiEWxSeSu0Khvsbf
Alchemist Garden Music Pack-1
音楽自体は、2017年の夏のM3でCDで頒布したものです。
DLsiteでも、音楽素材集として現時点でも販売しています。
[音楽素材] Alchemist Garden -神々の森の錬金術士- 趣味工房にんじんわいん
DLsiteで販売されているのは、現時点(2025.10.29)では旧型のもので
このバージョンはこのバージョンで、RPGツクールに最適化されたものですので
残そうとは思っています。そのうち、追加要素として同梱するつもりでおりますので、
既に購入なされた方はもう少しお待ちください。
リニューアル、のきっかけは、「バイオリン音源」
Alchemist Garden(以下AG)は、ソロバイオリンを使う音楽が多いのですが、その当時使用していた音源に、多少の不満がありまして…
いや、不満、というよりも、これは「時代」なのかもしれないです。
ソロバイオリンとして使用した音源は、AudioModeling社「SWAM Violin」
物理モデル音源、として名高い、いわゆる「本物じゃない音」です。
本物のバイオリンからサンプリングして作られているサンプルベース音源とは全く異なり、
ただ音を出しても、全然それっぽく鳴ってくれない音源です。
ただ、使いこなすことによって、打ち込み表現として、「本物を越えた利便性」を実現できます。バイオリンは生音の録音にはハードルが高く、コスト、手間、時間、と言う点で、全てを自宅のPCで完結できる、と言う点でいうところの「一番コスパ良いバイオリン」
なのです、が…
打ち込み技術のハードルが滅茶苦茶高いのと同時に、「空間演出」が極めて難しく、
どちらかというと、後者の問題で、実用的には使ってこなかった。
いわゆる、楽器鳴り、とか、部屋鳴り、みたいなものが無いため、本物感を出す事がほぼ不可能に近かった。
SWAM自体は結構古くからある音源なのですが、その実用者を見かけないのはこれらが原因です。
で す が
AudioModeling社自らが出した、空間演出の為のプラグイン「Ambiente」
これがほぼほぼ解決してくれたんです。
そうなると…、これ以上、打ち込みで、DTMで、ソロバイオリンを感情的に表現できる音源は他にありません。
…という、私の中での技術革新があったわけです。
現在音楽配信している、「Well Made Fake」も、この技術で作られています。
ソロバイオリンはねぇ…、DTMやってる人の…鬼門。
聞ける、というレベルまで打ち込むにはとてもとても大変で、
長い時間かけて打ち込んだとしても、本物の前ではぐうの音も出ない、というのがあって、今の段階でも、やはり本物と比較してしまうとアレですが、でも、許容範囲にはなったかなー、と。
バイオリニストを相手に商売しているわけではないので、この許容範囲ってのはクリアされてるのかな、と。
あと、Attack by Dragon って曲はかなり大幅にリニューアルしていて
ほぼ作り直し(汗
この一曲だけでも欲しい、って人がいてほしいな、と思って作り直しました。
ゲーム制作の皆様、是非ご検討くださいませ。















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